私の苦い経験を一つ。日本のサッカーの歴史における里程標となった「ジョホールバルの奇跡」により、日本は初めてWカップに出場できることになりました。この大切な試合を目に焼き付けるためにマレーシアまで行ったサポーターも少なくありませんし、少なくともテレビでリアルタイムで観戦した方が沢山いましたね。視聴率がそれを裏付けているわけですが、私はというと…

実は、リアルタイムで見なかったんです。見なかったというより見られなかったと言う方が正確なのですが、その日は仕事が夜勤だったのでリアルタイム観戦ができませんでした。仕事中に同僚が結果をポロッと漏らしてしまい、仕事が終わった後に、結果を知っての録画観戦は複雑な心境でした。Wカップ出場決定は嬉しいものの、リアルタイムで岡野選手のゴールを見られなかった悔しさ。何とも苦い思い出です。

サッカー観戦するなら、【生放送】にこだわって下さい。録画で見ても面白さは半減します。深夜の眠い時間に放送だとしても、サッカー観戦を楽しみたいなら無理してでもリアルタイムで観戦しましょう。リアルタイムでしか味わえない面白さが、サッカーにはあるんです。

録画観戦でも結果を知らなければリアルタイム観戦と同じようなものでは?と思う方、それはちょっと違うんです。録画の場合、早送りができます。人間の心は不実、試合の均衡が破れずにいると、「ちょっと早送りしちゃおうかな」と魔がさすんですよ。早送りした瞬間にゴールが決まり、泣く泣く巻き戻し…。こんな経験をしたことがありませんか?

サッカー観戦は生放送に限ります。忙しいスケジュールを何とか調整し、是が非でもリアルタイムでサッカー観戦しましょう。これがサッカー観戦を楽しむ大きな秘訣なんです。スタジアムに行けなくとも、ゴールシーンに家で絶叫しましょう!