サッカー最大の祭典と言えばWカップですが、Wカップに負けるとも劣らない欧州の祭典があるのはご存知でしょうか?それが、欧州選手権(UEFA欧州選手権又はEUROとも呼ばれる)です。欧州選手権には欧州ならではの特色があり、毎回熱い戦いが繰り広げられています。

欧種選手権もWカップと同じく4年に1度の開催、夏のオリンピックと同年に開催されています。欧州選手権は文字通り欧州サッカー連盟に加盟している国で、且つ予選通過したチームが参加できる大会です。欧州限定の大会なのに、なぜそれほど熱い戦いになるのでしょうか?地域別の大会ということでは、アジアカップと同等の大会と言えるのではないでしょうか?

結論から言いますと、アジアカップとは比較にならないほどの熱戦が繰り広げられています。というのは、欧州のサッカーレベルは世界最高水準で、南米に決して引けをとらないハイパフォーマンスを維持する国で溢れているのです。そんな国同士が真っ向勝負となれば、それは熱い、観戦してるだけでホント火傷する勢いですよ。

欧州の各国リーグも世界最高水準で、有能な選手はたいてい欧州のチームへ移籍します。南米の国代表レベルの選手を検索してみて下さい。ほとんどが欧州のどこかでプレーしていますよ。日本も例外ではありません。ここ数年、才能あふれる日本のプレーヤーもイタリヤやドイツ、オランダ、イングランドに流れています。それだけ欧州各国リーグのレベルは高く、多くの選手が目標とする場所なのです。

そんな欧州の国同士がぶつかる欧州選手権。意外な波乱も起きやすく、土地的にハイクオリティなプレーを維持しやすい大会とも評されています。Wカップと同じような熱いドラマが生まれ、ニューヒーローが生まれる大会でもあります。その大会で活躍した選手が、2年後のWカップで自ずと活躍する流れになっていますので、サッカーファンにとって欧州選手権の観戦は見逃せませんよ!